シュエセト寺院

シュエセト寺院

シュエセト寺院は地球の歩き方などのガイドブックには載っていません。日本人にはほとんど知られていない聖地です。マグウェイからフェリーでイラワジ川を渡った町、ミンブからさらに数時間車で走ったところにあります。と書いてもわかる人はほとんどいないかもしれませんが。

シュエセト寺院

シュエセトの意味は、シュエが金、セトが仏足蹟のことです。これがこの寺院には二つあり、一つは山の下に建つ上の写真の寺院の中にあります。その写真がこれです。1メートルほどもある大きな足型のくぼみに金箔が貼られており、その中にはお布施が投げ込まれていました。写真右上を良く見るとわかりますが、読経している僧の姿が見えます。

シュエセト寺院

この山の上に見えるのがもう一つの仏足蹟がある寺院です。中央左に4列に並んでいるのは参道の階段を覆う屋根です。参拝者はこの下で履物を脱ぎ、急な階段を上って参拝します。ところが、車を持っている人のためには、山の裏手の方から頂上近くまで上る道がちゃんと付けてありました。

シュエセト寺院の下は商店が立ち並び、門前町のようになっています。これは1年のうちの数ヶ月だけ開かれるものだそうです。

シュエセト寺院

これはふもとを流れる川ですが、この両岸にはこの時期だけの簡易宿泊所がオープンしています。川に架けられた橋は、商店や簡易宿泊所に泊まっている人たちが、川の水で水浴をするために設けられたものだそうです。

シュエセト寺院

シュエセト寺院に行った目的は参拝ではなく、出ている店で売られている商品を調査するためでした。この女の子たちが売っているのは干魚などですが、見てもなんだかわからないものも多く、ミャンマー人スタッフも英語名がわからなかったりして、調査すると言っても簡単ではありませんでした。


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